日本フヰルモン音帯 (Filmon Sound Belt / フィルモン ) 寄席風景 七段目 / 子ほめ / 声色 / 船徳 超珍品 初出 断裂無 リーフレット付はじめにご覧いただきましてありがとうございます。ご入札の際には必ず説明文をよくお読みいただいたうえでお願いいたします。よく読まれないでご入札をされて落札後にトラブルになると大変困りますのでよろしくお願い申し上げます。

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エンドレス状の音帯を循環させる方式は昭和9年頃に大阪の方が発明をしています。

当時の発明展などに出品されましたが、昭和12－13年頃に製品化され市場に発売されました。

時期的に日支事変の後頃でちょうど電気蓄音機の製造が禁止される頃と被ったため多くは作られませんでしたが会社自体は戦後まで存続していたようです。

電音の坪田氏や後のティアックの創業者の谷氏もかかわられました。

水車のような大きい枠に録音帯をはめてカッティングするような形式でした。（録音やプレスの方法などの詳しい事は昭和14年頃の無線と実験に記事が掲載されています。）

再生機はポータブル、卓上（サウンドボックス仕様と電気蓄音機仕様の２機種）コンソール型が3－４機種ほど発売されたようです。

音帯の曲目は長時間を要する詩吟、長唄、ドラマ、朗読といったようなものが多く見うけますがオーケストラ演奏などもあったようです。

本品は落語、声色といった寄席演芸が四種録音されています。

七段目を三遊亭円歌、子ほめを柳家芝樂、聲色を櫻川春樂、舟徳を桂文樂が演じています。（SPレコードにも残されていない演目があるようです）

極めて希少です。

コレクション整理のため放出いたします。

ケースのサイズは直径が約20cm、厚みが約8cmです。

断裂はありません。

外観やコンディションは画像から判断ください。

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